ソーシャルレンディング分散投資の一角に欠かせないAppleBank

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高利回りが期待できて分散投資に便利なAppleBank
Applebankはどんなソーシャルレンディング業者?
AppleBankの現在の累計融資額は12億円、月間融資額は1億円程度ですので、業界内でも小規模なソーシャルレンディング業者です。
見かけのファンド数は多いですが、実際には月に4~5種類の案件しか募集していません。よって、AppleBank内での分散投資は限界がありますので、多額の投資をするには適していない業者です。
住所が同一で事業内容も同じなので親会社は名古屋の不動産会社と言われていますが、公式には発表されていません。その親会社の事業拡大のための資金集めや、もともとつながりのあった会社への資金需要に応えるためAppleBankは立ち上げられました。
またAppleBankはmaneoマーケットにプラットフォームを依拠している、いわゆるmaneo系の業者です。マイページなどの使い勝手も一般的なものなので、使い勝手に問題はありません。
利率8%程度の案件をコンスタントに募集している業者
業者規模的に多額の資金を割く意味は低いと思いますが、一つ一つの案件を見ていくと話が変わってきます。
まず平均金利が8.87%と高めを維持しています(クラウドポート調べ)。これは純粋に魅力です、分散投資をしつつ平均金利を上げられるわけです。
そしてファンドの中身ですが、一般的な不動産担保融資もありますが、AppleBank特有の給料立替払いファンドなどのユニークなものが多いです。この給料立替払いファンドはAppleBankがかなり力を入れているので今後増えてくると思われます。
これらの案件に関して、借り手の担保が脆弱と判断すると、親会社所有ビルを担保に差し入れるなど、投資家の安全性に配慮をしています。個々の案件の危険性は低いです。
小粒もピリリと光るソーシャルレンディング業者
山椒ならぬ、林檎が小粒でもピリリと辛いのがAppleBankです。
企業規模の小ささから多くの資金を預けるのには不適当ですが、分散投資の一環として安全性と高金利を同時に図れるAppleBankはポートフォリオの一角に欠かせない存在です。
全投資資産の2割から3割を割く数社、その次の総資産の1割程度を割く数社の中の一社をAppleBankにしてはいかがでしょうか。
私は現在1800万ほどの投資の中で、200万円ほどをAppleBankで運用しています。この割合を減らしも増やしもせずに運用していくつもりです。